2017/02/03

福は内、鬼も内。


不足を埋めず、まず自分を満たそう!

内から満たさず外からのもので
満たそうとしているからうまくいかないんだよ!



こういったセリフをよく聞くようになった今日この頃。



良いですね♪
内部派生、自己中心はもっと広がっていい( ・∀・)=b



ただそれがステレオタイプになると
おかしくなるんで、ちょっと意地悪な質問をしてみます笑





ではいきますよ。











「内を満たせ」「外から言われた場合」、
一体どちらから満たされたでしょうか? 




てなわけで今日は節分にちなんで、
「鬼は〜うち」の小噺でも。



恵方巻など喰わぬ



さて、不安とは過去の自分の引き出しに
入っているマイナスの思い出が原因だと言われます。



過去に失敗した経験が連続して
続いているだけだ、と。


その前提から「不安を感じたらとにかく動け」
と言う人がいますが、そんなもん一時しのぎ。 


過去は変えれても消えませんからね。
そもそも感情がある以上、不安って消えないんです。


人間は構造上必ず不安になるもの、
そうじゃないのは自意識のない赤ん坊くらいでしょう。



もしくは理論だけで生きてる人か。
論理は感情と違って漠然としてないので
明確に整理することが可能なんです。


ただ形として具体的にわかっても
「見えない不安」が「見える恐怖」に変わっただけにすぎません。


例えばこの世界には論理で分かっても
解決できないものがたくさんあるじゃないですか。


地震とかそうでしょ。
分かっててもどうしようもない、



他人の気持ちとか
将来だって分かりゃしませんよね。



✍✍✍


そんな自分の力ではどうにもならない
不安は引き受けるしかありません。
多分、そういったものとの適度な
付き合い方が大事なんじゃないかしらん。


もちろん過度な不安は解消しないといけない。
自分を押し潰してる人は「癖になる」ので
不安の迷宮に入ってしまう危険性がありますからね。



でもね、逆に全く不安のない人も危険なんですよ。


なぜならそれは「リスク無視」だから。
そんなの世界を知らない子供と一緒、
危なっかしくて見ちゃいられません。


ビジネスで言えば不安がない人って
バブルやブームを永遠だと思ってしまう。



ここで反転しましたね。
つまり不安とは自己を守る「危機感」にもなるんです。






生の裏の死、愛の裏の憎、
楽の裏の苦、充の裏の不。


全部ニコイチ、紙の裏表。
それを表だけにするのは文字通り「裏切る」こと。



不安を嫌ってる人は大半でしょうが、
物は言いよう。どっちにも見れます。



福は内、鬼はちょっとだけ内(笑)


それくらいがちょど良いかもしれませんね。



「後記」


もし仮にいつの時代も、どんな場所でも
誰が聞いても一貫して変わらず不安を
解消することができる答えがあるとすれば、


それは多分、真理とか普遍とか呼ばれるでしょうね。


ちなみにこの国の先人たちは変わらないもの、
裏切らないもの、嘘つかないものを求めました。


戦後の日本なんて価値観が180変わりましたからね、
それが物作りに向かった理由だ、と言う人もいます。


なるほど。自動車が動かないのには
必ず理由がある。原因が分からず
動かない車なんてないわけです。


つまり厳格な原因と結果の法則が成り立つ、と。




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