2016/08/25

最高の教科書




一部の特殊な成功者を引き合いにした
成功の方程式がたくさん出てますが、
やる事なす事、全てがうまくいく人はごく一部。



誰だって、つまづいて、挫折して、失敗することが
最大の教科書であり、その経験が人を鍛えてくれる。
僕はそう思ってます。



晴れた日にはどんな経営者でもやっていける。
しかし大雨が降ったり、台風がきたりして
「もうだめだ」となった時、その経験が非常に重要になってくる、と。



良い男の見分け方と一緒かもね(笑)
ピンチになった時、喧嘩の時にこそ、人の本性って見えるもんです。




「もうちょと傘を。。。。」





今では一部上場となっている会長さんが
「最初は子供を背負いながら夫婦でやってたよ」、と
笑いながら話してくれたのを聞いて、
「だからこれだけ強いんだろうな」と思いました。



うちのクライアントさんだって大小差はあれ
様々な苦労や失敗を乗り越え、今がある。
(そうじゃない人はノリでやってるから危ういんですよね)




プレッシャー同様、失敗やミスは誰にでもある。
問題はそこから自分を信じられるような経験を
どれだけ積んだか、引き受けてきたかでしょう。




こういう話をすると、みんな聞きたくないって
顔をするね(笑)





「後記」



冒頭にも書きましたが、特殊な事例を
引き合いにして、それがさも「全員に該当する」と言う
うたい文句で金を取っている輩がたくさんいますね。



ありのままの自分でいれば
頑張らなくていい、好きなことをすれば
後からお金はついてくる、嫌いなことはするなetc。。。



人はしんどいことを避け、楽な方に回りますので
つい引っかかってしまう。起業ブームの落とし穴は
そんな何でもショートカットして、楽して結果を得ようとする所です。



もちろん「本当に」楽で簡単で短期間で
お金が手に入るなら、よほどの馬鹿じゃない限り
そっちを選びますわな(笑)



しかし、それって結局は「統計学」。
「成功する人」もいれば、「失敗する人」もいるだけのこと。



そもそも、昔からこれだけの成功哲学、
自己啓発が「出続けている」ってことは、



逆を言えばそれだけ「できてない人」が
いるって証拠ですよ(゜゜)と。










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