2013/03/20

行動と行為の違い②

こんばんわ、坂口です。
前回に続き、2回目です。




さて、これはビジネスだけに限らず、
人間のあらゆる活動原理に当てはまると思っています。



結婚を焦っていないけど、周りから言われ婚活する、
テストで良い点を取らないと怒られるので勉強する、



仲間外れにならないように、FBで「いいね」を押す、
書きたくない内容だけど、集客の為にブログを書く、


誘われたから行きたくないセミナーに通う、
読みたくない本を読む・・・etc



これらの行動原理はある種の破壊性を伴います。
結果を求めるあまり、あなたの「感応」を抑圧・否定しているんですね。



肯定(自覚)ありきの破壊なら問題ないのですが、
否定ありきの破壊であれば、それは無意識の抑圧となる。



例えば、遅刻癖のある人の言い訳は芸術的ですよね(笑)
同じように、ビックリする所から「やれない材料」を見つけ出します。



これは自分の「根っこ」が否定しているんです。
この状態でやっても、無理してますからどうせ続きません。



やりたくない」事を無理矢理「やっている」と、
こういった慢性的な不安から抜け出せなくなります。



一度「根こそぎ」リセット(破壊)するか、
本来のやりたい事に回帰(創造)するか、どちらかしかないんですな。




こいうったありのままの「感応行為」を目的としたものが
リゾーム派生概念でもあります。


リゾームの意味って「根っこ」ですからね。




☞ ☞




行為とは感応によるものです。
やりたいからやる。これだけです。



そこには善も悪もないし、打算や損得感情もない。
他人の目も気にならないし、評価も必要ない。
未来の不安もないし、過去からの執着もない。



さらに言えば、利他的な「与える」と言う概念すら、ない。


そもそも、与える、受け取るというのは、
本質的に奪うことと、同じ環の中にあります。



人間だれもがサイババのように、
0から無限に作り出せる能力がある(?)なら話は別ですが、




あらゆるものは循環形態を取っていて、
取る、取られるを繰り返していますので、次元は同じ、



ただ、その方向が変わってるだけです。




反面、感応行為とは瞬間から瞬間へと
自然に湧き出て来るものです。




そんな現瞬間(今ここ)に対する感応行為は創造的です、
直感(ピンときたら動く)、感じるままに反応する。



それで上手く行かなくても、
好きでやってるから、結果なんて関係ないんですね。



感応で動いている人を他人が見れば
すごい「努力している」ように映るのですが、
実際本人からしてみれば、まったく苦ではない。



そんな目指すものではなく、達成するものでもない
ありのままの状態へと「戻す」。



当然、ビジネスでは営利(リスク)が含まれますから、
幼稚園のような「遊び」にならない(あそび≠遊び)ような場を作る、




脱マネジメントという加減の定義を持ってきているのは
こういった理由からです。



☞ ☞



長くなりましたね、
そろそろまとめます。




というわけで、
誰もが感応的自由のもとに生まれにもかかわらず、
束縛の中で死んで行きます。




社会性が入り込んで来た時点で、
規則やルールや掟や道徳という「外律」が作られるからです。



それに雁字搦めになってしまう前に、
心の声を取り戻すのが、リゾームの概念です。




最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
何かの役に立てれば、幸いです^^


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