2019/05/10

凹と凸



※これは2015年の記事を再アップしたものです。



今まで加盟店指導としてたくさんの
店長さんにお会いしたんですが、
大きく分けると三通りのタイプがいました。 


(長所や短所、強み弱みと書くと
なんか意味合いが違うので凹凸と
表現しますが)まず部下の凹凸に
全く気が付かない、気にしないタイプ。
これは忙しい店舗ほど多かったですね。
システム(マニュアル)で無理やり運転してる感じです。


そして次が部下の凹には気付くけど
凸が見つけられないタイプ、 これが
一番多い。弱みにクローズアップして
欠点を克服させようと教育するのですが
経験上、そういったお店ほど人手不足になってます。


最後は部下の凹凸が分かっているタイプ。
これはなかなかいない。お会いしたのは
今まで数人くらいですが、言うまでもなく
理想のタイプと言えるでしょう。






人間、誰しも凸凹がありそれがパズルの
ピースのようにピタッと合えば強みとなり
合わなければ弱みとなるもの。よって上司は
それを的確に把握することで部下の凸を
十二分に発揮してもらい、反面凹によって
悩んだり苦しまないようにするには
どうしたらいいかを考えるのが仕事です。
採用然り。「やりたいこと」より「できること」に注目します。


組織とは強みを成果に結びつけながら
弱みを中和し、無害化するための道具だ
とドラッガーは言ってるのはこのことなんですね。


***


個人的な解釈ですがマネージャ、リーダーとは
監督、審判と同じ役割だと思ってます。
優秀なプレイヤーになるのではなく、ゲームの運行を管理する側。


選手にルールを守らせ、なにか問題や
トラブルが起こったらレッドカードを出し
調停にあたる。オフェンスとディフェンスを区別する、みたいな感じです。


「うちの会社、体育会系なんだよね」って
言葉に多くの人が違和感を覚えるのは
「ゴールキーパーはいらねえ!全員でシュート打て!」って言ってるようなもんだからでしょうね。


「後記」

強烈なリーダーシップと理想が
さも自分たちを暖かく包み込み正しい道へと
導いてくれる「だろう」と言う幻想から、
多くの人は強力なリーダーを求めるように
なりましたが、それは単に「考えたくない」
「縛られたい」という願望に他ならない。


その大衆のニーズに応えるような原理や独裁的
統率者が登場するのはある意味、必然と言えるでしょう。


例えば「この道しかない!」とか言ってる人のようにね。




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