unreveの坂口です。
今日は加盟金についてご案内したいと思います。
フランチャイズとは有形と無形、
その両方の資産を暖簾として提供するビジネスモデルです。
有形の資産はそれこそ数多くありますが、
無形の資産は特許権・借地権・商標権・実用新案権
意匠権・鉱業権などの法的権利と、
企業の超過収益力である営業権の2種があります。
営業権は経営立地条件や過去の宣伝効果、
良質な得意先や優秀な従業員(経営者も!)が含まれるんですね。
これらを統合したものが営業権(暖簾)。
会計計上できる、無形の固定資産ということです。
(余談ですが、オリンパスの不正の原因でもありますな)
法律上の権利ではないんですが、
企業の長年にわたる伝統と社会的な信用は
立派な資産になる、ということです。
ちなみにお問い合わせで
「加盟金の設定はいくらが適正か?」
という質問をよく受けるのですが、
unreveが目安にしているのは
この無形資産(営業権=のれん)の部分です。
一般的には加盟金は本部設立にかかった
費用や、今後の展開予想から逆算するのですが、
unreveは本部構築やランニングコストを
非常に抑えた展開手法をとってますので、
そういった計算方法は(使う時もありますが)
基本、やってません。
本部構築がいくらかかったかなんて、
加盟店さんには関係ないですもんね。
☞☞
その点、営業権は非常に分かりやすい指針です。
例えば、「優秀な経営者や従業員」とは
経営理念だけでなく、社長の思いや教育が
しっかりとしたバックボーンとしてあるのか、ないのか。
また過去の宣伝効果は、食べログや検索結果、
リアルではマスコミに取り上げられたかどうか、などです。
よく、開業してすぐマスコミに取り上げられたお店が
その流れで「フランチャイズします!」と依頼されるのですが、
それだけではちょっと難しいので
理念を始め、少しずつ土台を作っていきます。
(理念の定義は資産作りでもあるんですよ~)そういや、先週にお会いしたクライアントさんは
毎年増収増益で3期目を迎えましたので、
そろそろ本格的に動く時期ですね^^
ということで、今回は加盟金の設定についてでした。
FC化したいと思ってる方は、無形の資産が
どれくらいあるのか、調べてみてはいかがでしょうか(´-`).。oO
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