坂口です(゜゜)
最近(前からか)中国のバブルが崩壊しそうだと
騒がれてますね。
バブルとは、本来(本質)の価値と
実際の価格の乖離が激しくなること。
よく、子供の玩具にプレミアつきますが、
そういった過熱したブームに近いかもしれませんね。
(最初はタマゴッチだったかな)
ちなみに最初のバブルは17世紀オランダ。
チューリップの球根から派生したことから
「チューリップ・バブル」と呼ばれます。
すごいですね、昔は花の球根に
プレミアが付いてたんです。
当時、「球根の本質的な価値」に
注目などしませんでした。
誰もがチューリッ プは永遠に
高い値段で買ってくれて、さらに値段は
どんどん上がっていく、と考えられていたんですね。
今日はそんなバブルな小話。
当たり前のことですが、
相対的価値は本質的価値から逃れられない以上、
膨らみ続けたバブルは、必ず弾けます。
これが小さな流行に乗る程度であれば
ごく普通の感覚でしょうし、痛みもないのですが、
経済ごと巻きこむようなバブルは
大きな後遺症が残る可能性はとても高い。
弾ける前と弾けた後の乖離が
あまりに激しいため、その落差にやられてしまうのです。
この国のバブルが崩壊した時、その経済的落差が
精神的な部分まで影響したのは言うまでもありません。
にも関わらず、諸外国が学べない。
この国だってそうです。
多分に、欲望の加減ができないからでしょう。
☞☞
「人の欲望は止まらない。だって人間だもの」。
そんな欲望に対する欲望の肯定は
はたして普遍的精神なんでしょうかね。
多分に、心のどこかに「不信感」があるはず。
だって、それは本質的な価値じゃないから。
でも、冷静になることができない。
パチンコで引き際が分からないのと同じです。
バブル時の精神状態とは、そんな相反する
コントラストが対になっている状態なんですね。
片方が片方の原因となっている以上、
極端に悲観した人の不均衡が、
極端な楽観の不均衡を生み出す原因になる、と。
特定の思想を盲信したり、マルチなどの
儲け話を信じたりするのも似たようなものです。
そんな「極から極」という、
盲信から拒絶の流れが「拍子(パターン)」なんですが、
この拍子(パターン)は他にもいくつかありますので、
そのうち記事にしたいと思います。
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