2015/03/04

馴染みの仕組み




こんにちわ、坂口です(´・ω・)ノ
三寒四温の季節ですが、みなさんお元気ですか。




さて、ご来店いただいたお客様と
長くおつき合いしたいと考えている経営者の方が
以前よりかなり増えてきたように思います。




昔は顧客を「数」として見ている傾向がありましたので、
新規顧客をいかに捕まえるか、という発想でしたが、
そんな「狩人型」では顧客が再来店しないことが分かったのでしょう。



例えば服を見ようとショップに入った時、
不要な接客されたら、次回から入りにくくなりますよね。



景気の良いときにはそれなりに効果があったのでしょうが
これからは逆、専門的に言えばプッシュではなくプル、
アウトバウンドではなくインバウンドです。



よって以前書いたように「コンテンツの質」を
高めることをお伝えしています。



現在、需要がモノからコト、そしてヒトになってますが、
関係性はあくまで結果論、入口は「ヒトが作ったモノ」ではないでしょうか。




商品は自己を映す鏡だと思ってるんです。



何事も足すよりも削る方が難しいが、日本刀はギリギリまで削り落している。





閑話休題。
数年前まで主流だった「西洋式マーケティング」が
なぜ、通用しなくなっているかというと、
日本人には独善や善意の押し売りを嫌う傾向があるからでしょう。




米国は商品(自分も)がいかに素晴らしいかを
プレゼンによってアピールすることに長けていますが、
我々は基本、決め付けや独断を好みません。



だからこそ、一神教は広がらなかったし、
過激な独裁者はすぐに批判の的になっていたわけです。



それは「価値を伝えるな」ではなく、
恣意的な圧力や本質を見抜く「審美眼」がある。



個人的に、それはこの国のアイデンティティが
感性派生によるものだからだと思ってます。



「これ良い!」と思ったら「ピン」ときませんか^^?



☞ ☞



話がそれちゃいましたね。
今日は馴染みの仕組みについてでした(笑)




馴染みとは売り手と買い手の垣根(敷居)が
ほぼ無くなったフラットな状態だと思ってます。




つまり消費という概念があまりない、と。
生活の中に組み込まれた「一部」みたいな感じです。




よって一部になる為の「自己存在感」をいかに
作り上げるかが重要だと思ってます^^



ツールはそこに至るまでの「きっかけ」にすぎませんが、
僕が以前作ったコワーキング・スペース(兼事務所)では
「お馴染みさん」になってもらうため、会員カードを3パターン作ってたんです。




裏にはシリアルナンバー。



最初は「シルバー会員」、二年目から「ゴールド」、
そしてここで法人成りした方や本業のクライアントさんは「ブラック」。




段階を設けて、だんだんお馴染みさんに
なってもらおうと思ったんですわ。




また、持ってることがステータスになれるように
カード自体にもかなり経費かけたんですが・・・・






うそつき不動産め(笑)



まっ、良い勉強代でした。







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