2015/03/26
多様な直感の声
最近、他のコンサルタントの方々と
共同でやっていく案件がひとつふたつありましたが、
数値メインの構築は僕には合わないようです。
そういう意味で、僕は完全にコンサル失格ですな。
端的に言えばメカニズムとオーガニズムの違いでしょう。
こちらが期待した「理想像」を
そのどちらにもっていくか。
さて、今日はそんなところから。。。。。
厳密なシステム(メカニズム)というものは、
一見安定した状態のようですが、
個人的にそれは空理空論だと感じています。
そもそも人と言うオーガニズムが
システムというメカニズムにいつも
順応するとは限らない、
もちろん、大まかなで簡単なところでは
順応するかもしれないけれど、
これがちょっと微妙になると、そうじゃない。
とういうか全然服従はしていないでしょう、
人時生産性がどーだこーだ言ったところで、
それをやるかどうかはこっちの勝手ですわ。
そんな現場はまさに生きてるわけで、
大げさに言えば、その空間のみ限定的に対応している。
これを経済学をしっかり学ばれたコンサルや
知識人に言わせれば、科学的な空間じゃないと、
頭から角が3本くらい出てくるでしょうが、
生きた僕の感じる現場というものは、まさに
オーガニズムが作り出した空間に他ならない。
☞ ☞
そんな現場に科学的な空間や認識を
持てと言われたって、持てるわけがありません。
先ほど書いたように、人間は物理的な
構造を(ある程度)持っているので
それに従うことは(ある程度)可能でしょうが、
人間がやる仕事は、その先に
微妙な感受性と言う精神があって、
その主導権は常に自分が握っています。
気分が乗れば仕事ははかどるし、
そうでなければ、生産性はガクンと落ちる。
それって本来、当り前のことです。
そんなどうしようもない現実を
分析して従うようにするのは一種のノイローゼであって、
「これが理想的な状態」というものなんてものは、
錯覚以外、あり得ない。西洋のコーチングは
ここを間違えてるわけです。
ん。
長くなったので、続きます。
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