2014/07/12

リゾーム構造基本講座②

こんばんわ、unreveの坂口ですo(^▽^)o
前回に引き続き、リゾーム基本講座、2回目です。





さて、unreveは脱マネジメントであるリゾームを提唱しています。
従来の階層型からくるリーダーシップではなく
階層を超えた意見を交わす場の創造です。



そこで大事なのは個人の価値観ではありません。
(価値観が必要ないという意味ではなくて)



必要なのは、価値観ではなく「方向性」です。



ここからその根拠を説明しますが、
今回は、「方向性」だけ理解できれば見なくても大丈夫です(笑)



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そもそも人間関係の問題を聞けば、意見が違うとか
価値観が違うということが原因となっていますが、


意見や価値観の違いは対立の要因ではなく、
価値観を統一したいという「思惑」が原因です。


例えばカップルや夫婦が別れる理由に
「価値観が違ったから」というものがありますが、
価値観が全く同じ人なんて、この世の中にはまずいません。


まったく同じ家庭環境で育ってきた兄弟でも性格が違うのに
それを「他人に求めてしまうのが問題」であって、



その作られた常識を一度チャラパーにして
下地(風土)から作ります。

方向性を決め、場を作り、間拍子(リズム)を合わせ、
必要に応じ、あそびとゆらぎの加減を都度取り入れる、

プロセスが流動性である以上、概念ベース。
また、unreveの立ち位置はニュートラルです。


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リゾーム構築において、各自が
「根茎(リゾーム)の目的」を知る事から始まります。


そもそもリゾームとは縦横無尽で掴みどころのない
「状態」を指しているのですが、観察すれば明確な方向性があります。



それは「幹や茎を固定する為」です、
固定する為の方向性がそれぞれ異なっているのが分かります。



つまり一見、縦横無尽、勝手気ままな行動に見えるのですが、
実は一つの明確な目的に向かって、それぞれが行動しているのです。



土の上に出てしまった根っこなんてありません、
抜けないように地中深く伸びるか、柔軟性を出すために横に伸びるか、です。


全体を見れば、土を境界とした
フラクタル構造(相似)だということが分かります。


面白いですね、上である枝葉(リーフ)も
下である根茎(リゾーム)も、大地を境に広がっているのですから。



リンゴのように「上」で実をつける場合もあれば、
種イモのように「下」で実をつける場合もあります。

実に神秘的だと思いませんか^^?





ちなみに、これは宇宙の大規模構造とよばれるものです
中心の部分から対象的に広がっていますよね。



これは創造のプロセスである圧縮と膨張、
概念からの創造は全てこれで説明できます。
��無から有へ)


ℂunreve


また、ゲノム解読から分かったという、
発生と進化の関係性を定式化した「発生砂時計モデル」。



ℂRIKEN, Japan



構造のフラクタル、これがリゾームの基本概念です。
根っこや枝葉(価値観)はどこを行ってもいい。
逆に、根っこが全部、同じ方向に向かっては大変です。



目的を果たす多様な枝葉や根茎と、
それを支える一つの幹(あるいは境界)。



その幹の部分が理念やビジョン、経営哲学であり、
それを本音として確立させ、浸透した状態がリゾーム構造です。



それらがあれば、あらゆる人事制度を導入する際、
一貫した整合性を取ることが可能です。


次回は最終回です(^O^)/


To Be Continued
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