どんな盾も貫ける矛と、
どんな槍でも貫けない盾。
さて、その矛でその盾を突いたらどっちが勝つでしょう。
答えは「持った人の腕次第」。
最強の盾と最強の矛が同時に存在するのは
なーんにも問題ないよ、ってのが本来の矛盾だと言われます。
矛盾(二律背反)は
結果じゃなくて状態のこと。
だから最終的にどっちにするか迷った時は
自分で正しいと意味づけすることが
大事だよね、って言うのが昔からの持論です。
※もちろんそこに良心とか教養って軸がないと
最近多い「ありのーままのー」な人になるんですがね。。
***
例えばワークライフバランスは
バランスが重要ではなくて本人が
幸せかどうかが問題でしょう。
仕事が上手くいっているからこそ
プライベートが充実できるという
人もいれば、休みが充実しているから
仕事を頑張れると言う人もいます。
そのどっちでも良いですよね。
穏やかな日常があるからこそ、たまの
非日常が充実できる、
一見独立しているかのように見えて
実はあわせ鏡のようになっているものって
結構あるのかもしれませんね。
「後記」
情報を調べず、自分の考えだけで決めた
独断より、ネットで無数にある情報を多面的、
客観的に判断した結論の方が一見正しそうだけど、
私は迷いのない純粋な正解なんて存在しないと思ってます。
船頭多くしてなんとやら。
あらゆる情報を得てあらゆる側面、切り口から
見た結果「球体」になってしまった問いは
どの切り口が「正しい」のかなんて分かりませんからね。
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