こんばんわ、坂口です。
最近色々とおかしな感じですな(゜゜)
50℃に迫る熱波が襲うオーストラリア。
逆に強烈な寒波で死者が100名を超えた台湾。
まるで混沌が常態化しているような。
世界中に厄災が広がっているような。
誰かがパンドラの箱を空けたのかしらん。
小林の言葉を借りるならば、我々は
いつもパンドラの箱を空けてしまい
その「取り返しのつかない過去」を惜しむといいます。
歴史は決して繰返しはしない。
たゞどうにかして歴史から科学を
作り上げようとする人間の一種の欲望が
歴史が繰返して呉れたらどんなに
好都合だらうかと望むに過ぎぬ。
そして望むところを得たと信ずるのは人間の常である。
「ドストエフスキイの生活」より
歴史とは繰り返される精神によって
取り返しのつかないことをやってしまうことだ、と。
つまり因果ではなく愛惜と言えるでしょう。
まあ中原中也から長谷川泰子を奪った
お前が言うなって感じですが、僕を含め、
経験主義者はやらないと分からないんです。
反面バカはやっても分かりません。
だから反省もせず、あれほどの事故が
起こっても原発を推進したりするわけです。
想像力の欠如した楽観的未来予想は
こういった愚行をいつも冒してしまいますね。
✍✍
閑話休題。
アインシュタインは晩年、自分の人生の
大半を費やした研究によって原爆が作られてお前が言うなって感じですが、僕を含め、
経験主義者はやらないと分からないんです。
反面バカはやっても分かりません。
だから反省もせず、あれほどの事故が
起こっても原発を推進したりするわけです。
想像力の欠如した楽観的未来予想は
こういった愚行をいつも冒してしまいますね。
✍✍
閑話休題。
アインシュタインは晩年、自分の人生の
しまったことを非常に後悔しました。
自分が「愛した」相対性理論によって
パンドラの箱を空けてしまった、と。
遡ればアダムとイブも同じことをしてますね。
我々は何か大切なものが失なわれた時、
初めてその「大切さ」に気がつくのです。
そして、「愛」は見方を変えれば強引で
強力な人間の習慣であって、抗うことが困難なものです。
故に、だからこそ我々は愛(希望)によって
その大切なものを破滅(絶望)させてしまう、と。
そう考えると最後に残った希望とは、
最大の厄災かもしれませんね
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