よくFC加盟は結婚と例えられますが
実によく似ているもんだなあ、と思う
unreveの坂口です(゜゜)
高収入の男性と結婚するのを「玉の輿」と
言いますが、この考え方が今でも根強く
残っているのは、これが世の女性にとって
一番てっとり早い成功の手段だからでしょう。
身もふたもない言い方ですが男性の持つ
金銭的、社会的なステイタスを共有する、と。
最近は逆玉も増えてますが、まあ内容は同じですな。
もちろん、それでうまくいく方はたくさん
いらっしゃるのですが、FC加盟において
こういった方法は「悪手」の一つだと言えます。
FC加盟において知名度や規模、資本が
弱すぎれば当然失敗の道ではありますが、
逆にそれが「ありすぎる」のも、失敗の原因となるんです。
過ぎたるは猶。。。。。
今日はそんな小噺でも。
「有名で規模が大きいから加盟するんだ」とか
「それがフランチャイズ加盟の条件でしょ」とか
言ってる方もいるでしょうが、そういった人は
外面的なものだけを見て「内情」というものを知ろうとしません。
前回も話したように「ドンピシャ」ではなく
「スゴイ」で決めてしまいます。
最近だってこういった話が話題に
上がってますよね
大小差はあれ、こういった問題はどこでも一緒、
前提と志向性がすれ違っているのです。
積極的に拡大しているところは
前提として「世界(人生)を思い通りにしたい」願望を
非常に強く持っています。
つまり規模や資本を増やすことは
それだけコントロールできたという成功、達成の証ということ。
だから今ある資源で利益を生み出す
「内部」構築ではなく、さらに飛躍させようと
「外部」投資、つまり拡大を志向するんですね。
前者がより安定した環境を求める反面、
後者はより派手で大きな世界へと目が向くのです。
内(家庭)を放ったらかしにして、外(世界)へ出る。
ね、玉の輿結婚と似てるでしょ。
この志向性の違いは練成講座のテストにでますよ(笑)
☞☞
で、そんな所はうまく行ってる間はいいんですが、
いざこざがあった時はハンドルを握っている方が強いんです。
何かあったら「誰のおかげで飯食ってんだ」となる。
規模が大きい本部も非常に上から目線になり、
加盟店の苦しみの声を聴かなくなっていきます。
加盟店は最初のうちは我慢するでしょう。
儲かってるのは事実だし逆らえない、と。
ただ売り上げが下がって、赤字が続くと
「詐欺だ!訴訟だ!」ってなるんですね。
この時点で本部と対話する気持ちなんて
全くありませんから、ドロドロの「離婚」となる。
本部側も相手の心を理解しようとする
人間的な態度が欠如してますんで
「だったら徹底的にやってやろうじゃねーか」と。
これは相手が悪いのもありますが、
「玉の輿」に乗るリスクを知らなかったわけです。
☞
大手で有名な本部の大半は加盟店のために
熱心に拡大したり知名度を上げたりしているのでは
ありません。ただ自我中心な身勝手さの結果なのです。
加盟する際はこの「志向性の違い」を
知っておきましょう。少しは役に立つと思います。
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