「武士道とは死ぬこととみつけたり」で有名な
葉隠は今からちょうど300年くらい前に書かれたもの、
佐賀鍋島藩士である山本常朝が
語ったと言われる談話を、後輩である
田代陣基が書き残し、編集したと言われます。
惰性で倫理観が欠如した江戸中期。
平和な時代の武士とは一体なんぞや?
著者は当時の武士の「在り方」を説いたのです。
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そんな葉隠はちょっと過激な物言いで
説教臭いところもあります。
結果、武士の「マニュアル本」みたいな
ものだと思われているんですがそうじゃない。
多分に、葉隠は当時の武士社会を
批判したアンチテーゼなのでしょう。
当時の武士道の根幹にあるのは儒教。
そんな儒教的武士道を批判したのではないか。
忠義を説きながら忠義を拒絶する。
そんな矛盾した理由がここにある気がします。
てなわけで、次回に続きます(゜゜)
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