2015/06/13
知ることより・・・・
こんにちわ、坂口です(゜゜)
パソコンの買い替えに伴い、
ガサゴソと押入れを片付けていたんですが、
懐かしい本が目に留まりました。
「知ることより考えること」。
ネットがこれほど普及する以前、
10年くらい前に出た本です。
思えば、今になってようやく
この言葉の意味が分かってきていますよね。
情報だけを知っても、意味がないんです。
ただ、これからは(今だからこそ、付け加えれますが)
「知ることより、感じたことを考えること」でしょう。
もちろん、内容はまったく色褪せてはいない。
逆に今だからこそ、多くの人に読んでほしいですね。
☞☞
良書とは、優秀なコンサルタントのように
滅多に出会えることがなく、多くは隠れたままです。
(あくまでも僕にとっての良書ですが)
それを発見したとき、喜びを感じるのは、
なんとなく感じているけれど表現できないモヤモヤを
言葉によって表現しているからでしょう。
それによって僕の人生が確実に
変化するだろうという実感がある。
人との縁は偶然的必然ですが、
本にもそのようなものが働いているかもしれませんね。
それらの点が線になり面になって、
最終的に「円」になってるから、面白い。
まあ、いつの時代にも
似たような人はいるものですけど、
変わり者にとって、理解者がいるというのは
結構な救いですからね。
☞☞
そんなわけで、ペラペラと読んでたら、
意外と覚えてました。
つい最近、読んだような気もすれば、
ずいぶん前に読んだなあ、という気もする。
記憶なんて、年齢と一緒で曖昧なものですね。
自分は自分であるという自意識の側(理性)は
じっと居座り、動かないのに対し、年齢だけは勝手に先にいってしまう。
そんな超越的な意識と時間的(実在的)な体との差異。
このギャップにおろおろすんでしょう。
そういえば、小林は還暦というものに対し、
「年齢とはこれに進んで応和しようとしなければ、
納得のいかぬ実在である」と言ってましたが、
ごもっとも。仰る通りです(笑)
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