FCを展開する際において、
一番大事なのはやろうとする意志です。
その為には「人からどう思われるか」、
を克服する必要があります。
もちろん、我々は社会性を持っているので、他人の視線が
全く気にならない人はいません。
つまり「ある程度」は必要であって、
それを完全に消す自分になろうというのもまた、間違っています。
完全主義者や感受性豊かな人ほど
他者の視線や意見が気になるもの。
しかしいつまでも自分を否定し、不足感から
完全なものを目指す道を選ぶのは避けたいものです。
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さて、中小のフランチャイズ展開とは、同業他社からすれば
少なからず注目を浴び、視線を受けるものです。
応援するという歓迎的な視線ならいいのですが、
今の経済社会は全体主義に近いものである以上、
決して好まれるものだけではないでしょう。
自社の事を一番よく分かっているのが経営者ですから、
そんな他者の視線を感じ、自社のマイナス面に気を取られたりしますが、
先ほど書いたように、弱みにフォーカスし、
それを克服しようとしても完全なものは不可能です。
逆に克服しようと思えば思うほど、
余計に客観的なものが気になってしまいます。
これでは何かをやろうとする前に
神経が参ってしまいますよね。
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ビジネスに限らす、人間にだって長所、短所があります、
長所だけ、という人はこの世界に存在しません。
長所を別の視点で見たら短所に映るもの。
物事には裏と表がある以上、一面だけは取れないのです。
コインの裏を消そうと思っても消えません。
両面を同時に受け入れ、認めなくてはいけない。
しかし、そんな弱さをも認めることは、決して悪い事ではなく、
逆にその人の魅力に繋がるのではないでしょうか。
よく「2:6:2」と言われるように、人の評価は曖昧で多様。
どんなに素晴らしい人でも必ず2割の人からは嫌われると言います。
逆を言えば、そんな自然の摂理があるからこそ、
僕らはその多様性を失わないのです。
間違っていけないのが、騙し欺くことや
支配、独占のようなものは短所ではありません。
それはただの厚顔無恥であって、
商売をやる以前の問題です。
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恰好が悪くとも、デザインが良くなくとも、癖があっても、
前向きに自分流を貫いている人は、魅力的です。
他者へ向けた正当性は時として争いのタネになるけれど、
自己へ向けた正当性は自信や情熱のタネとなる気がします。
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