2014/10/06

神の見えざる天秤

坂口です、こんばんわ。


最近、寒暖の差が激しいので
体調を崩してしまう人が多いようですね。


体調管理は気をつけたいところなんですが、
風邪を引くのって、大事なことなんですよ。

実は、風邪とかお腹を下したりすることで、
体の大掃除が起きているんですな。


熱を出し、毒素を出し、
体を治そうとしている、と。


つまり、体のバランスが崩れかけた時、
その平衡を保つために起こるのが風邪や
下痢だったりするんです。



確かに、回復した後の爽快さといったら
それ以前と比べると全然違いますよね。


なるほどな、と思いました。
僕もそろそろ風邪を引かないと(笑)

逆を言えば「風邪を引かない体」とは
丈夫じゃなくて、「風邪すら引けない体」ってこと。



そうなると、正しいバランスを
取り戻すことができず、やがてドカンとした
病気が来るやもしれません。




前置きが長くなりましたが、
今日はリーフ理論についてです。









さて、世界に一つだけの・・・じゃないですが、
今の時代は個性と独自が求められています。



ビジネスでもナンバーワン(差別)ではなく
オンリーワン(独自)になれ、と言います。



確かにそう、しかし独自性とは、
非常に取り扱いが難しいものです。



unreveのリゾーム派生は個店主義による
画一化からの脱却を提唱していますが、

仮に自己表現を花とした場合、
花を咲かせるための環境が土であり、
根の部分である「動機」が必要なわけです。



よって本人に動機がないならば、
主体や独自は、内部から派生することはないでしょう。

ただこれって、全然悪くないんです。



そもそも論で言えば、花を咲かせる
必要性なんて、別にないんですよ。



自然の植物が全部花を咲かせたり、
実をつけているわけじゃないでしょう。



絶対的な価値もなければ
強制するものでもない。


見るべきものはそこではないんです。


☞ ☞


現在、地上の花だけに関心をとらわれて、
肝心の土や、隠れている根を見ていません。



その土とは何か、根とは何か。
そこには必ず、大前提があるはずです。



見えないから見ない、もしくは花だけしか
見たくない、と言うのは個人の自由ですが、



そのうちいやでも見るハメになる。
相補的である以上、必ずそう。



これは個人に関わらず、
あらゆる分野でもそうでしょうな、



たとえば現在、政治は根を隠し、
「経済成長」という全体最善という花を見せてます。


しかし、この国は現状、少子高齢化や
1000兆の借金、格差によってボロボロなわけです。



それは根ではなく、今までのシステムで
「咲いた花」、つまり全体最善の結果なわけでしょう。


じゃあその根はどこか?
それこそ、全体最善に見える
一部利権取得者の「部分」であって、

ここが変わらないと意味がない。
まさに人間の在り方の部分です。


現在、これと同じことをやってるのが、
日本の10倍以上の人口が存在する中国ですが、


一体、そこに何が咲いてるか。
同根による必然の花じゃないですか。



☞ ☞


全体の幸福をデザインすると、
途端に部分が不幸になるのは明らかです。
逆もまたしかり。



確かに、人権や自由など無視した方が
短期的には効率がよろしいでしょう。



それこそ、あっという間にインフラはできる。
一見、綺麗な花が咲いたかに見えます。



ただ、それを維持できるかどうかは、
全く別の所にある。


独断的な目的に全員が納得するわけがない。
それぞれの木が共生しながら、森ができてるんだから。


現在、たくさんのオルタナティブが
生まれていますが、まさに全体へ天秤が傾いた証拠でしょう。


つまり本来のバランスを取り戻すための
揺り戻しが 起こっている、と。




だったら早めに風邪を引いて、
引き始めに治すことを勧めますわ。



1 件のコメント:

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    お邪魔します!彡ネットサーフィンしていたらたどり着きました(´・ω・`)!私とは違う書き方が幾つかみられ面白かったです☆お邪魔しました!またちょくちょくきますね♪これを機に仲良くして頂けると嬉しいです☆

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