2011/07/18
自然界の自己組織
こんばんわ、坂口です。
なんか台風きそうですな( ̄_ ̄ )ムー
出張と、引きこもって一人で作業するのが
ハッキリしている僕からすれば、台風の日は引きこもりたい所です。
ちなみに(理科の時間みたいですが)
台風が起る原因は太陽の熱エネルギー、
日射により、海水温が高くなるにつれ、
大気の状態が不安定になっていきます。
(細かい説明はカット)
多くの海域はそんな不安定な状態でも、
安定しているのですが、 熱帯収束帯付近になると、
下層の不安定な空気が集まり、強い上昇流を生じるのです。
これが積乱雲となり、雲の塊を作り
さらにその雲の塊は持つ凝結熱によって上空を暖めて。。ペラペラ
まあ、そんな感じで次第に雲は「自己組織化」され、
台風になるんですね。
様々な「無秩序」が絡み合い、
台風と言う一つの「秩序」を生み出す、ってことです。
☞ ☞
そういったものは他にもあって、例えば
「ソリトン」といった波は非線形かつ孤立しながらも、
自己組織化したもの。
だから津波の形状を保って、どんどん進み続けます。
まさに無秩序から秩序が生まれている証拠ですよね。
僕は、これが本来の自然界だと思ってます。
仮に自然がエントロピーの法則だけで説明できるなら、
無秩序にこそなれど、秩序に向かうことはありません。
しかし、現実はこうやって自己組織化(秩序)が
起きているわけじゃないですか。
この事実にもっと目を向けなくてはいけないんだけど、
人間は「自分たちが秩序を作れるのだ」と、色々と考えちゃうんですよね。
我々人間は賢いから、と。
でも理性ってそんなに万能なんでしょうかね。
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現在、情報や知識はものすごく深まりましたが、
それがかえって真実から遠ざかっているように感じます。
深く知れば知る程、本質的な意味が曖昧になって
答えが簡単に出せなくなってしまうことはよくあること。
だからこそ、「脱マネジメント(理論)」、
感性に戻すための「回帰論」を提唱してます。
(情報を)捨てられないなら
とことんやって、早よケリつけてまえ(・∀・)