2015/02/08

逆境に耐える組織論

逆境に強く、しなやかな組織って

経営者なら、誰もが望むものですよね。





多様性と一貫性を包括したFCビジネスモデル

「リゾーム派生式」は、有機的な組織形態です。







それは時代の変化に対応できる

ロバスト性を持った組織形態を表します。







ロバストネスまたはロバスト性とは、

ある系が応力や環境の変化といった

外乱の影響によって変化することを阻止する

内的な仕組み、または性質のこと。



ロバストネスを持つような設計をロバスト設計、

ロバストネスを最適化することをロバスト最適化という。





「頑強な」という意味の形容詞 "robust"

が語源であり、他に頑強性、強靭性、堅牢性、強さ、などと呼称されることもある

wikiより









危機感を煽るつもりはありませんが、

2020年問題まで、わずか6年、









この間に、どれだけ組織をロバスト化させれるか?







では皆さん、初めの一歩を踏み出してみましょう。









☞ ☞ ☞







さて、現在のような変化流動の激しい市場では

どんな業界でも、なくならない保証はありません。





やっているもの自体には永続性はなく、

時代とともに変化してしまう、この世界のルールとも言えます。







この概念は全ての業態に当てはまります。

ここだけは、努力ではどうすることもできないのです。







例えばデジタルの波によって

アナログである媒体はどんどん衰退しています。







カメラがデジカメになり、

さらにそれが、スマートフォン一つに集約されたように。







新聞がyahooニュースなどの媒体によって

意味をなさなくなっているように、







社会的インフラが変わることは

今や当たり前になっているのです。

seo業者だって、google次第ですしね。







最近では個別指導塾のトップ3に入る

「代々木ゼミナール」が7割閉鎖しています。







どれだけ、「個別指導塾」のビジネスに

特化したとしても、少子化には対応できないのです。







最近、塾を運営されている所から

お問い合わせや依頼を頂くのですが、

やはりこういった将来の不安を感じています。









☞ ☞









これは飲食業だとしても例外ではありません。







例えば、アンチエイジング効果があると言われる

「一日一食説」が仮に本当だとした場合、









全ての飲食店は壊滅的なダメージを受けますよね。

これは、いくら味に自信があっても変わりません。







また、デフレ市場を絶対化したビジネスモデルも

インフレになれば、崩壊してしまうでしょう。





そんなルールの変更は、ゆっくりしたものもあれば、

突発的なものもあります。









例えば以前、牛BSEが流行した時、

アメリカから牛肉を輸入していた吉野家は

最大の強みである仕入れができなくなりました。







当時、吉野家は高品質の「アメリカ牛肉」に

特化し、そこから競争力をつけていったのです。







「仕入れ先は1~2社」、つまり単品経営に近く、

「専門店の専門性を磨く事」によって

多様な選択肢を捨ててしまっていた、と。







「選択と集中」は、パフォーマンスこそ上がれど、

両刃的なものでもあります。







この例で言えば、オペレーションやビジネスモデルの

パフォーマンスが高いが故に、脆弱性が出てしまった





ここが重要なポイントです。

サイコロの両面の合計のように、

一方のメリットには必ずデメリットが隠されている。







この概念を「トレードオフ」と言います。

ロバスト化において、これは常に頭に入れなくてはいけません。



F1カーのようにスピードに特化すれば、

車体は脆弱となり公道で走ることはできないように、





中央集権型にすれば管理しやすい分、

そこが機能しなくなったら全てがアウトになるように、







ある一点に集中する、ということは

それだけ不意打ちに弱いのです。







大事なのは不意打ちをされた場合に

「オルタナティブ」をどれだけ組織が持っているか、







さらに、それをスムーズに移行できるか、

これをリゾーム型は重視しています。









長くなったので次回に続きます。


0 件のコメント:

コメントを投稿